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パール表面に浮かぶ独特の模様とは@札幌パール(真珠)修理・リフォーム専門店

パール(真珠)の歴史を勉強中!
スタッフの長谷川です。

パールは、まるで虹を纏っているかのように見える
独特の輝きを有しています。

しかし中には、虹色の輝きではなく、独特の模様が
表面に現れる真珠も存在しています。

今日は、そんな表面の模様が生まれる真珠をご紹介します。

黒真珠

まずは、一般的な真珠の輝きについて説明いたします。

私たちが普段よく目にしているアコヤパールや
南洋真珠は、真珠のお母さんであるアコヤ貝などの
母貝の内側に、真珠構造と呼ばれる構造を持っています。
こちらは、貝の成分であるカルシウムの結晶が
(厚みは0.4〜0.5ミクロン。1ミクロンは千分の一ミリ!)
レンガの様に美しく積み重なっています。
この美しく規則正しいカルシウムの層が、真珠の光沢を生み出します。

真珠構造は、貝全てがもっているわけではなく、
この構造を持っている貝はごくわずかです。
真珠構造を持たない貝の構造は、
カルシウムの層がレンガの様ではなく、
多角形の柱状に集合していたり、でたらめに集合しています。

真珠の表面に見える、光沢とは違う独特な模様は
上記のような真珠構造ではない構造が目に見えて
模様となって現れたものなのです。

真珠光沢を持たず、表面に独特な模様が出るとして
広く知られているのが「コンクパール」です。
コンクパールにみられる模様はフレーム(火焔模様)と呼ばれ、
模様が濃くはっきり見えるものが高品質とされています。

また、コンクパール以外にも、天然真珠である
ホースコンクパールやメロパールという真珠にも
火焔模様とは少し違いますが、小鱗模様がみられます。


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